映画『ドリーム』の女性たちがかっこよすぎる!全女性にみてほしい!

実話の映画

先日「ドリーム」を観ました。

アカデミー賞にもノミネートされ、実話をもとにした映画「ドリーム」。

先にアホみたいな感想を言いますが、めちゃくちゃかっこいい!

まだ黒人が平気で差別用語である「ニグロ」と平気で呼ばれていた1960年代。
バスやトイレも「白人用」と「非白人用」で分けられていた人種隔離の時代です。

そんな時代にアメリカ航空宇宙局、通称NASAで計算係として働いていた天才黒人女性3人の話です。

たとえどんなに能力を持っていても黒人というだけで白い目で見られ、さらにより格下に見られる女性がのし上がるのはほぼ不可能です。

そんな境遇の中、夢を追い続け、周りをも動かし、夢を叶えていく女性たちの姿に鳥肌がたちます。

本当はもっとドロドロで悲しくなるようなことばかりだったんだろうけど、それをポップなタッチで描いてるので観てる方もポジティブになれるし、明るくなれる映画です。

実話っていうのが本当にすごい!

運をよび込む努力

世界を見てもそうだと思いますが、なんだかんだ日本もまだ男尊女卑ですよね。

女性がちょっと長く働いてるだけで「お局さん」とか女性同士でさえ呼び合う人がいること自体悲しすぎる。

昔からバリバリのキャリアウーマンが大好き!努力している人が大好き!
(自分のことはさておきっていう)
自分が男性だったらそんな女性の尻にしかれたいの。

人生において「運」っていうのは確かに大事な要素だと思うんです。

でも、その「運」を引き寄せるのって「用意」が必要なんだなって映画を観て思いました。
運を引き寄せるためにその人たちは必ず何かをしてるんですよね。

当たり前といえば当たり前なんですけど、その当たり前ができない人って自分を含めてものすごく多いと思います。

映画の中で、エンジニアになるためには白人だけしか行けない高校で受講しなけらばいけないという決まりがあるんですね。
そのために裁判を起こして、権利を勝ち取るシーンがあります。

その行動力や自分で道を切り開く力っていうのにもちろん感動するんですが、裁判官を最後に説得するシーンがすごいんですよ。

これぞまさに「運」を自分に引き寄せる「用意」なんだろうなって思えます。

よく海外に住みたいって言ってるのに英語さえ勉強してないっていう、してないんか〜い!っていうね、口先だけの人とかいますよね。

そして、頑張っていれば必ず見ている人がいるっていうことですよね。
その頑張りってちょっとした頑張りじゃなくて、毎日悔しくて涙を流しそうになるけど歯食いしばって食らいついていく頑張りです。

こんなこと言ったらすぐ「じゃあブラック会社で働けってことかよ」ってなんだか炎上しそうだけど...

そうではなくて、人生の中でがむしゃらに好きなこと追いかけて、悔しい思いして、泣いて、心でこのうんこやろーとか思いながら努力しまくることって、あった人とない人だとその後の人生違うような気がするんですよね。

昔から思ってることなんですが、理想の人に「優しい人」とか「年収がいい人」とかね、色々ありますよね。
でも、最終的に女性でも男性でも「何かをきっかけに無一文になったときゼロから這い上がれる力がある人か」が一番大事なような気がします。

うん。うん。うん。運


引用:映画「ドリーム」オフィシャルサイト

映画を観終わって、

あんな女ともだちがほしー

夢を一緒に追い続ける女ともだちがほしー

支え合える女ともだちがほしー

あんな確固たる意志の持ち主の女ともだちがほしー

何歳になっても夢を追い続ける女ともだちがほしー

友達すくねぇーー

だれもいねぇーー

って心で叫んでました。

そうだ、そんな女ともだちを持つのも「自分の用意」だー!と自分のいい風に解釈することにしました。

もう、全女性に見て欲しい。
特に今仕事で何かモヤモヤしてる人、不遇な対応を受けている人はスッキリするかもです。

個人的には「ラ・ラ・ランド」よりいい!「ラ・ラ・ランド」は途中で爆睡してた。

そういえば、「ドリーム」の中のメアリー役の人が、「北の国から」のほたる役の中嶋朋子さんにそっくりな件、だれかと共有したいのですが誰かいませんかね?


引用:映画「ドリーム」オフィシャルサイト