このページの前に、FTPやPHPファイルについて「WordPress初めに知っておいた方が絶対いいこと!!Part1」として説明しました。
今回は「WordPress初めに知っておいた方が絶対いいこと!!Part2」です。
MySQLって何?
WordPressはサーバーFTP内ファイルで情報を管理してくれているから公開できるということでした。
間違いではありませんが、もうひとつ押さえておく大事なことがあります。
Webページが表示されるまでの簡単な流れを見てみましょう。
通常、私たちが閲覧するWebページは1つのHTMLファイルで構成されているとこちらで説明しました。
しかしWordPressの場合、私たちがページを見るためにはデータベースからデータを引っ張り出してくるという段階が踏まれます。
そのデータを元にファイルが作られるという流れになります。
つまりWordPressをインストールすると、"サーバーFTP"と"データベース"の2つが導入されるということです。
そもそも「データベース」とは「一定の形式で整理された情報の集まり」のこと。
「タウンページ」とか「辞書」をイメージして下さい。
そのデータベースを管理・運用する役割を担ってくれるのが「MySQL」。
つまりWordPressは"サーバーFTP"と"MySQLによるデータベース"の二大巨頭で成り立っているわけです。
いまいちよくわからない人もとりあえず「そうなんだ〜」くらいでついてきて下さい。
ではこの2つ、そもそも管理している"モノ"の違いが素人にはよくわからない...
サーバーFTPとMySQLの管理しているデータの違い
○サーバーFTP上で管理してくれているデータはザックリ言うと...
・テーマ(テンプレート)ファイル
・プラグインファイル
・アップロードした画像...etc
(これら3つは、「wp-content」内ファイルにあるファルダですね)
○MySQLで管理してくれているデータもザックリ言うと...
・投稿ページ(記事)・固定ページ・コメント
・ウィジェット
・メニュー
・カテゴリ・タグやURLになるスラッグ...etc
あまり深く追求せずに今はそんなもんなんだーと思ってください。
後々は、どんなデータが入っているか把握したほうがデータのバックアップや復元など理解が深まりますが、WordPressを触って自分なりに調べていくとどこにどんなデータが入っているのか大体の知識は自然に身につきます。
MySQLってどこにあるの?
サーバーFTPの場所はこちらで紹介しましたが、ではMySQLもどこで確認できるの?と疑問に思うはず。
エックスサーバーで確認してみましょう。
サーバーパネルにログインして下さい。
パネル内にある『phpmyadmin』クリック!
ユーザー名とパスワードを入力する画面になります。
WordPressのインストール時に、自分で設定した人、自動で全て任せた人それぞれだと思いますが設定後画面のようなお知らせ(?)もらいましたよね。
それ通りに記入してログインしましょう。
この画面にログインできましたか?ここがゴール地点です!
ここで私たちのデータベースは全て管理されています。
バックアップを行う際もここから行うことになります。
バックアップに必要なもの
WordPressを運営していくうえで、バックアップは必ず必要です。
バックアップしたことがない人でも今までのデータが全部飛んでしまったら...っていうのは想像できますよね。
WordPressのバックアップをする上で必要な概念は、(今までダラダラと説明してきたのはこれが言いたかった笑)
"サーバーFTP内のファイル"と"MySQLのデータベース"の2つをバックアップしなければいけない!
ということ!
WordPress初心者にはこの概念が全くないのでバックアップと聞いてもいまいちピンとこない...
バックアップの方法は多くの人が書いているけれど、私はそこからこの概念にたどり着くのにかなり時間がかかったもので...
この概念を理解してるのとしてないのでは、バックアップを学ぶ上で理解の速さが格段違うはずです!
バックアップの方法は後日書くかわかりません...