前日に南三陸町から大都市の仙台に来ていたので、3日目は仙台から福島県の南相馬市に入り南下していきました。
福島県も津波の被害がありましたが、「福島第一原子力発電所」の放射性物質の放出の影響もとても気になっていました。
ノーベル文学賞を受賞した「チェルノブイリの祈り」を読んでいたので、本からでも伝わる放射性物質の恐怖に、読みながら福島の事を思い出していました。
原発近くの町に入れるのか?
計画では南相馬から福島第一原発を中心とした町に南下です。
でも前日に疑問に思いました。
最初から調べておけよという感じですが、行ってから「ダメだった、引き返します」だと話にならない!
調べていると、上の地図にもある双葉町のHPにこんなのがありました。
引用:双葉町HP
町内へ一時立入りをする際にはお申し込みが必要です!?
本当に何も知らなかったので焦りました。翌朝受付開始8時早々に電話しました。
2011年3月11日の段階で原発20km圏内で特に影響が大きかった浪江町、富岡町、大熊町、双葉町の4つの町に住んでいた住人の立ち入りに関してだけとのこと。
個人の立ち入りに関しては各役場に電話して下さいと言われました。
えいっ!もう行ってまえ!ということで仙台から車でとりあえず南相馬に向かうことにしました。
早速原発彷彿
高速で相馬市に入ったあたりで「放射線量」と記載され、数字が書いてある大きめの標識が突然でてきてドキッとしました。
引用:福島/いわき市放射線/放射能情報
※もちろん今はこんなに放射線量はありませんが、突然すぎて写真撮れずです。確か、0.1くらいだったような気が...
道の駅で情報収集
「道の駅そうま」に寄ってみました。ここでは展示品や被災状況を確認できるようなものがあるのでとても参考になります。ここで原発40km圏内です。
道の駅相馬で働いている従業員の方に立ち入り禁止区域の方に行けるのかと聞いてみました。
車なら行けますよって。二輪はいけないらしい。
どうやら、電話で聞いた住民の立ち入りというのは町を通り過ぎるだけなら誰でもできるけど、さらに町に立ち寄る感じになると特別な許可が必要ということらしいのです。
上の地図の黄色の線が6号線で全ての町を縦断できるので、走ってみることにしました。
その前に「道の駅そうま」から少し南下した「道の駅南相馬」にも立ち寄ってみました。
本当にポンコツレンタカーすぎて、出力足らずでiPadが「充電していません」と初めて見る表示に。
普段全然充電なくならないのに、運転してると結構あっという間になくなっていく。何で?
道の駅の駅長さんに頼んで数十分充電させてもらいました。笑
その時にiPad見守ってくれていた従業員の女性ににさっきの二輪は通れない件について聞いてみました。
防犯上らしいです。(※真意のほどはわかりませんが...
では、ドキドキしながら6号線の縦断スタートです!
続きはPart2で。